私たちのワインの根源

ブドウ園

私たちのワインの根源

フィンカ・ロス・アリハレスは、地理的に比類のない場所に位置しています。ブドウ栽培に適した特有の気候と非常に優れた土壌に恵まれ、グアダラマ山脈とグレドス山脈によって北風からも守られています。大西洋の影響を受けた地中海性気候であり、夏は乾燥し、昼夜間の気温の変動がはっきりしています。この土地は、特にブドウが成熟している間、非常に良い気候に恵まれています。

フィンカ・ロス・アリハレスは、ブドウ園というだけではありません。農園敷地内には、グアダラマ川の支流であるアロジョ・デ・パラシオが横断しており、このあたりに育つベルゲラス、コルクガシやカシの木、またシスタスなどがみられる小さな森林に囲まれています。アシやポプラがみられ、ヤマウズラや野ウサギなども生息しており非常に美しい場所を形作っています。

ブドウ農園の全体の面積は、62,1951ヘクタール。うち43ヘクタールはブドウ畑です。下記のように土地は分配使用されています。

1) アロジョ・デ・パラシオの左側に位置する土地 
*ブドウ畑     24,0406ヘクタール
*休耕地      3,127ヘクタール
*ワイナリーと庭園 0,8091ヘクタール 

2) アロジョ・デ・パラシオの右側に位置する土地
*ブドウ畑     13,9594ヘクタール
*休耕地      2,9017ヘクタール
*丘        4,5528ヘクタール
*山林       10,8045ヘクタール

土地

入念に土壌を手入れされたブドウ園

フィンカ・ロス・アリハレスは ブドウ畑を苗の段階から環境に優しい有機農法にて育てています。土壌の非常に優れた未開墾地を選び植え付けしました。栽培方法においては、ブドウのつるがはって成長できるように支えの格子を使用しています。それらはすべてワイナリーのスタッフによって丹念に備え付けられました。このようにブドウの房の密集を最小限にすることで、通気性良く太陽の光を十分に得られるようし、ブドウが均一にゆっくりと成熟することを可能にしました。

土地の豊かさと特有の性質は、損傷のない良質のブドウを得るための基本です。 優れた土壌を保っていくために、フィンカ・ロス・アリハレスでは植物性の有機肥料のみ使用しています。冬には肥料となるカラスノエンドウとマメ科の植物をブドウの通りに交互に植え付けをし、春にはそれらを掘り返し、ブドウの搾りかすやつると一緒にブドウの育つ土壌に混ぜ合わせるという作業を行っています。

葡萄

さまざまなブドウの品種

赤ブドウ

テンプラニージョ        6,9471ヘクタール
ガルナチャ           1,7640ヘクタール
グラシアノ           7,3701ヘクタール
シラー             7,1670ヘクタール  
メルロー            6,6307ヘクタール
カベルネ・ソーヴィニョン    2,3490ヘクタール
プティ・ヴェルド        3,1336ヘクタール

白ブドウ

モスカテル・デ・グラノ・メヌド 1,7221ヘクタール
ヴィオニエ           3ヘクタール